足がつる(こむらがえり)
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
こむらがえり(足がつる)は、ふくらはぎなどの筋肉が急にぎゅっと縮み、強い痛みが出る状態です。多くの場合、数分でおさまりますが、場所によっては数時間痛みが残ることもあります。
重要な事実
- 多くの場合、心配のない一時的な症状です。
- 水分不足や筋肉の疲れ、冷えなどがきっかけになることがあります。
- 予防には、ふくらはぎのストレッチと水分補給が役立ちます。
とてもよくある症状です。大人の約6割が、夜間に足がつる経験をしたことがあると言われています。
高齢者、妊娠中の方、激しい運動をする方、立ち仕事・座り仕事が多い方に起こりやすいことが知られています。
症状
- 突然の激しい痛みとともに、足が腫れて赤くなっている
- 足が冷たく、色が青白い、または紫色になっている
- 強いふくらはぎの痛みと同時に、胸の痛み、息苦しさ、冷や汗がある
- 上記のような症状があれば、直ちに119番に連絡してください。
- ⚠頻繁に足がつるようになった
- ⚠つった後に力が入らない、またはしびれがある
- ⚠新しい薬を飲み始めてから足がつるようになった
- ⚠これらの症状がある場合は、できるだけ早く医療機関に相談しましょう。
一般的な症状
- ふくらはぎの急な痛み
- 筋肉がかたく盛り上がる感じ
- 痛みのあとに筋肉に違和感や疲れが残る
- 多くの場合、夜間や運動中におこる
子供の症状
- 成長期の子どもでは、夜間にふくらはぎが痛むことがあり、『成長痛』と呼ばれることがあります。
- 激しい運動をした後に起こりやすいことがあります。
高齢者の症状
- 高齢者では、足の血のめぐりが悪くなったり、薬の影響で起こりやすくなります。
- ふくらはぎの痛みとともに、足のむくみや皮膚の色の変化を伴うこともあります。
原因
主な原因
- 水分不足や汗によるミネラル(電解質)のバランスの変化
- 筋肉の疲れ(運動のしすぎ、立ち仕事など)
- 足の血のめぐりが悪い状態
- 冷えや睡眠中の体勢による血行不良
- 妊娠にともなう体の変化
- 一部の薬の副作用(詳しくは医師や薬剤師に相談しましょう)
リスク要因
- 運動前のストレッチ不足
- 脱水状態
- 長時間の立ち仕事や座り仕事
- 糖尿病や神経の病気
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 足の腫れや色の変化を伴う痛みがある(緊急の可能性があります)
- 足の力が入らず、歩けない
定期受診を予約すべき場合:
- 足がつる頻度が増えてきた
- 夜眠れなくなるほど痛みが続く
- 水分補給やストレッチをしても改善しない
診断
足がつるという症状は、医師にお話しするだけで診断できることがほとんどです。問診では、いつから、どのくらいの頻度で、どのような場面で起こるのかを聞かれます。
行われる可能性のある検査
- 血液検査(ミネラルバランスや腎臓の機能を調べるため)
- 足の血管の血流を調べる検査(必要に応じて)
- 神経の働きを調べる検査(必要に応じて)
診察で予想されること
診察では、自宅での対処法や、必要に応じて生活習慣のアドバイスを受けられます。まれに、別の病気が隠れていないかを確認するための検査が行われることもあります。
治療
足がつったときは、まず痛い筋肉をゆっくり伸ばして、マッサージすることが基本です。おさまりにくい場合は、温めたり、ストレッチを続けたりすることで改善しやすくなります。
自宅でのセルフケア
- つったら、足をまっすぐ伸ばして、つま先を体の方へゆっくり引き寄せる(ふくらはぎのストレッチ)
- 痛い部分を手でやさしくマッサージする
- 温かいタオルや湯たんぽで筋肉を温める、または冷たいタオルで冷やす(どちらか楽な方でOK)
- 水分を多めにとる
- 痛みがおさまったら、しばらく安静にする
医療治療
医師は、症状の原因によって、筋肉のけいれんを和らげる薬や、血行をよくする薬を検討することがあります。薬の名前や飲み方は、必ず医師の指示に従ってください。自己判断で薬を飲むことは避けましょう。
この病気と共に生きる
夜間の足がつるのが心配な場合は、寝る前にふくらはぎのストレッチを行い、お風呂で体を温めると起こりにくくなります。
生活習慣のアドバイス
- 1日を通してこまめに水分をとる
- 冷えを避け、足を温かく保つ
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 睡眠時は足のつま先が下を向かないよう、布団の裾をゆるめておく
食事と運動
バランスのよい食事を心がけ、水分やミネラルを適度に補給しましょう。運動は、ふくらはぎの筋肉をほぐす軽いストレッチやウォーキングがおすすめです。
精神的健康と心の健康
夜中の痛みで睡眠が浅くなると、日中のだるさや気分の落ち込みにつながることがあります。つらい場合は無理をせず、医師に相談してください。
予防
完全に防ぐことは難しいこともありますが、水分補給、適度な運動、寝る前のストレッチなどで、起こる回数を減らせる可能性があります。
合併症
治療しない場合
- 頻繁に足がつると、睡眠不足や生活の質の低下につながることがあります。
- まれに、足の血流を妨げる病気や神経の病気などが隠れている場合、そのままにすると進行する可能性があります。
長期的な見通し
多くの足のつりは一時的で、生活習慣の見直しや簡単なセルフケアで改善します。もし症状が続く場合でも、医師の診察を受けることで適切な対処法が見つかります。安心して相談しましょう。
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必ず医師に確認してください
健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月31日
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