エプスタイン真珠(新生児の口の中の白い小さなできもの)
概要
エプスタイン真珠は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にできる、小さな白または黄色っぽいできものです。歯ぐきや口の天井(上あご)に、真珠のようなつぶつぶとして見られます。病気ではなく、感染症でもありません。
重要な事実
- 生まれたばかりの赤ちゃんによく見られます。
- 痛みはなく、母乳やミルクを飲むのを妨げることは通常ありません。
- 数週間から数か月のうちに自然に消えます。
とてもよく見られます。新生児の多くにみられる、ありふれた所見です。
症状
- これらの症状があるときは、すぐに119番へ連絡してください。
- 赤ちゃんがぐったりしている、意識がぼんやりしている
- 呼吸が苦しそう、顔色が悪い
- 母乳やミルクをまったく飲まない、尿がほとんど出ない
- 生後3か月未満で38℃以上の発熱がある
- けいれんしている
- ⚠発熱がある
- ⚠口の中に膿、出血、強い腫れがある
- ⚠哺乳がいつもより少ない、体重が増えない
- ⚠白いできものが急に増える、広がる
- ⚠保護者が強い不安を感じる
一般的な症状
- 口の中(歯ぐきや上あご)に1〜3ミリほどの白や黄色の小さなできもの
- できものは複数できることがある
- 触っても痛がらない
- 母乳やミルクを普通に飲む
- できものはこすっても取れない
子供の症状
- 新生児では、口の中の白いできもの以外に症状がないことがほとんどです。
- 機嫌や哺乳は普段と変わりません。
高齢者の症状
- 成人には通常みられません。大人の口の中に白いできものができた場合は、別の原因を調べる必要があります。
原因
主な原因
- 赤ちゃんがおなかの中にいるときに、口の中の皮膚の一部が小さく集まってできると考えられています。
- 細菌やウイルスによる感染症ではありません。
リスク要因
- 新生児であること以外に、はっきりした危険因子は知られていません。
- 早産や妊娠中の病気との関係は、一般的には知られていません。
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 発熱、哺乳不良、ぐったりしている、呼吸が苦しそうなど、赤ちゃんの様子がいつもと違うとき
- 口の中に膿や出血があるとき
定期受診を予約すべき場合:
- 白いできものが数か月たっても消えない
- できものが増えている、大きくなっている
- 口の中の別の病気が心配なとき
- 保護者が不安なとき
診断
医師や助産師、看護師が口の中をよく見て判断します。多くは診察だけで分かり、特別な検査は必要ありません。
行われる可能性のある検査
- 通常は検査不要です。
- 感染症など別の原因が疑われる場合だけ、医師の判断で検査をすることがあります。
診察で予想されること
口の中を明るい光で見せてもらう、短く痛みのない診察です。赤ちゃんに負担はほとんどありません。
治療
エプスタイン真珠には、通常、治療は必要ありません。自然に消えるのを待ちます。つぶしたり、こすったりしないことが大切です。
自宅でのセルフケア
- 口の中を無理にこすったり、つぶしたりしない
- 哺乳は普段どおりでよい
- 口の周りを清潔に保つ
- できものを気にして何度も触らない
- 健診のときに医師や助産師に確認してもらう
医療治療
特別な薬や処置は通常必要ありません。別の病気が疑われる場合に、医師が必要に応じて観察や検査を行います。
手術が検討される場合
手術が必要になることはありません。
この病気と共に生きる
普段どおりの育児で問題ありません。できものは自然に消えるので、気にしすぎず見守りましょう。
生活習慣のアドバイス
- 赤ちゃんの口の周りを清潔に保つ
- 家族で同じ不安を共有し、健診で相談する
- 授乳やミルクの量、機嫌、尿の回数を普段どおり見る
食事と運動
赤ちゃんの母乳やミルクは普段どおりで大丈夫です。特別な食事の制限はありません。運動についても制限はありません。
精神的健康と心の健康
保護者の方は、口の中の白いできものを見て不安になることがあります。これは珍しいことではなく、多くは心配のいらないものです。それでも強い不安やつらさが続くときは、一人で抱え込まず、かかりつけ医や地域の相談窓口に相談してください。緊急のときは119番へ連絡してください。
予防
エプスタイン真珠は、防ぐ方法が知られていません。親の育て方や衛生状態が原因で起こるものではありません。
ワクチン
このできものにワクチンは関係ありません。
検診プログラム
新生児の診察や健診のときに自然に確認されます。特別なスクリーニングはありません。
合併症
治療しない場合
- 通常は自然に消えるため、放っておいても問題になることはほとんどありません。
- 無理につぶしたりこすったりすると、口の中を傷つけ、感染のきっかけになることがあります。
- 別の病気と間違えて心配することがあります。
長期的な見通し
多くは数週間から数か月で自然に消え、その後の口の健康に影響はありません。とても良い見通しです。
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最終更新: 2026年10月23日
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