Understanding anion gap results
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
アニオンギャップは、血液検査でわかる数字の一つで、体の中の酸と塩基(アルカリ)のバランスを見るものです。簡単に言うと、血液中に含まれる「イオン」(電気を帯びた粒子)のうち、測れないものの量を計算した値です。この値が高いか低いかで、体の中の異常(例えば、酸が多すぎる状態など)を推測する手がかりになります。
重要な事実
- アニオンギャップは、血液検査の「電解質」の項目に含まれる計算値です。
- 正常な値は8~12 mEq/L程度ですが、検査機関によって基準は異なります。
- この値だけでは病気を診断できませんが、体の代謝や腎臓、肺の状態を調べる重要な手がかりです。
- 値が高い場合は、糖尿病性ケトアシドーシスや腎不全、乳酸アシドーシスなどを疑うことがあります。
アニオンギャップの異常は、さまざまな病気で見られるため、よくある検査所見の一つです。ただし、それだけで「よくある病気」というわけではなく、原因となる病気の頻度によります。
アニオンギャップの変化は、老若男女を問わず、誰にでも起こり得ます。特に、糖尿病、腎臓病、下痢や嘔吐が続く人、薬の影響を受けている人などで見られることがあります。