Understanding lactate blood test
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
乳酸(にゅうさん)血液検査は、血液中の乳酸の量を測る検査です。乳酸は、体がエネルギーを作るときにできる物質で、激しい運動時や酸素が不足したときに増えます。この検査は、体に十分な酸素が届いていない状態(低酸素症)や、代謝の問題を調べるのに役立ちます。
重要な事実
- 乳酸は、筋肉や赤血球などでエネルギーを作る過程で自然に生じる物質です。
- 乳酸値が高いと、組織が酸素不足になっている可能性があります。
- この検査は、敗血症や心不全、重度の感染症などの診断や経過観察に使われます。
- 正常値は施設によって異なりますが、通常は0.5~2.0 mmol/L程度です。
乳酸血液検査は、緊急時や入院患者に行われることが多く、日常的な健康診断ではあまり行われません。
この検査は、集中治療室(ICU)の患者や、激しい感染症、外傷、心不全、腎不全など、重い病気を持つ可能性のある人が対象となります。また、激しい運動後やアルコール摂取が多い人も高値になることがあります。