When to seek care for nosebleed
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
鼻血(はなぢ)とは、鼻の中の血管から出血することです。ほとんどの場合、自然に止まるか、簡単な処置で止まりますが、状況によっては医療機関を受診する必要があります。
重要な事実
- 鼻血の多くは鼻の前部にある血管から出るもので、特に乾燥や刺激が原因です。
- ほとんどの鼻血は自宅で簡単に止血できます。
- 繰り返す鼻血や大量出血は、医師の診察が必要な場合があります。
鼻血は非常に一般的で、多くの人が一生に一度は経験します。特に子供や高齢者に多く見られます。
鼻血はあらゆる年齢層で起こりますが、2~10歳の子供と50歳以上の成人に多い傾向があります。また、抗凝血薬(血をサラサラにする薬)を服用している方も起こしやすいです。
症状
- 15分以上しっかり鼻を押さえても出血が止まらない
- 出血が大量で、意識がぼんやりする、めまいがする
- 呼吸が苦しい、血液を吐く、または血の塊を大量に吐く
- ⚠頻繁に鼻血が出る(週に数回以上)
- ⚠鼻血と一緒に他のあざや出血が体の他の場所にもある
- ⚠鼻血が出た後も頭痛や耳鳴りが続く
一般的な症状
- 片方または両方の鼻の穴から血液が出る
- 血液が喉の奥に流れてくる感じがする
- 出血が数分から15分程度で止まる
子供の症状
- 鼻をほじる、ぶつけるなどの軽い刺激で起こりやすい
- 遊んだ後や寝ている間に起こることがある
- 通常は少量で、すぐに止まることが多い
高齢者の症状
- 高血圧や動脈硬化の影響で出血しやすい
- 鼻の奥からの出血が多く、止まりにくいことがある
- 抗血小板薬や抗凝血薬を服用している場合、出血が長引くことがある
原因
主な原因
- 鼻の粘膜の乾燥(乾燥した空気や暖房の影響)
- 鼻を強くかむ、ほじる、ぶつけるなどの物理的刺激
- アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの炎症
リスク要因
- 空気の乾燥(冬場やエアコンの効いた部屋)
- 血をサラサラにする薬の服用(ワルファリン、アスピリンなど)
- 高血圧や肝臓の病気がある
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 上記の緊急症状に当てはまる場合は119番に電話してください
- 出血が止まらず、大量の血液を飲み込んだり吐いたりする
定期受診を予約すべき場合:
- 鼻血が頻繁に繰り返す(週に1回以上)
- 鼻血以外に原因不明のあざや出血がある
- 鼻血が始まってから数週間以上悩んでいる
診断
医師は症状の聞き取りと鼻の内部を観察する簡単な診察で診断します。必要に応じて、出血の原因を調べるための検査を行うこともあります。
行われる可能性のある検査
- 鼻鏡(びきょう)を使った鼻腔内視鏡検査
- 血液検査(血小板数や凝固機能のチェック)
- 血圧測定
診察で予想されること
診察では、いつから鼻血が出るようになったか、どのくらいの頻度か、他に症状はないかなどを詳しく聞かれます。鼻に細いカメラを入れる検査は少し違和感がありますが、痛みはほとんどありません。
治療
鼻血の治療は原因によって異なります。多くの場合は自宅での止血法で対応できますが、繰り返す場合や出血が多い場合は医師による処置が必要です。
自宅でのセルフケア
- 座って前かがみになり、鼻の柔らかい部分をしっかりとつまむ(10~15分間)
- 氷や冷たいタオルで鼻の付け根を冷やすと血管が収縮しやすい
- 止血後は鼻を強くかまない、ほじらない、激しい運動を避ける
医療治療
医師は出血している血管を焼灼(しょうしゃく)して止める方法(硝酸銀や電気メスなどを使う)や、鼻にガーゼやスポンジを詰める方法(鼻パッキング)を行うことがあります。また、原因となる疾患(高血圧や血液の病気)があればその治療も並行して行います。
手術が検討される場合
まれに、繰り返す重度の鼻血に対して、血管を結紮する手術(内視鏡下の手術など)が行われることがあります。
この病気と共に生きる
鼻血が起こりやすい人は、日常生活で予防策を意識しましょう。特に空気の乾燥を防ぎ、鼻の粘膜を保護することが大切です。
生活習慣のアドバイス
- 室内の湿度を50~60%に保つ(加湿器を使用する)
- 鼻の内側にワセリンや保湿スプレーを塗って乾燥を防ぐ
- 鼻をほじらない、強くかまない、指を入れない
食事と運動
バランスの良い食事を心がけ、ビタミンCやKを多く含む食品(野菜、果物)を積極的に摂ると血管を健康に保つのに役立つ可能性があります。激しい運動や重量挙げは一時的に鼻血を誘発することがあるため注意してください。
精神的健康と心の健康
頻繁な鼻血は不安やストレスを引き起こすことがあります。特に出血が止まらない時の不安は大きいですが、正しい止血法を知っておくことで安心できます。必要なら医師に相談してください。
予防
多くの鼻血は予防可能です。乾燥を防ぎ、鼻を刺激しないようにすることでリスクを減らせます。高血圧やアレルギーの適切な管理も予防につながります。
合併症
治療しない場合
- 慢性的な貧血(長期間繰り返す場合)
- 血液を大量に飲み込むことで吐き気や嘔吐、下痢を引き起こすことがある
- まれに、出血性ショック(大量出血による血圧低下)を起こす可能性がある
長期的な見通し
鼻血の大部分は軽度で、適切な処置で自然に治ります。医師の指導を受けながら予防策を続ければ、再発を抑えられます。もし根本的な病気が原因でも、適切な治療で改善することがほとんどですので、安心して医療機関に相談してください。
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必ず医師に確認してください
健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月17日
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