Evoked potential study
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
誘発電位検査(ゆうはつでんいけんさ)とは、神経の経路が正常に働いているかを調べる検査です。体の一部に光や音、弱い電気などの刺激を与え、それに反応して脳や脊髄(せきずい)で生じる電気信号(電位)を、頭や体の表面の電極で記録します。この検査は痛みを伴わず、神経の傷み具合や病気の診断に役立ちます。
重要な事実
- 検査中は特別な痛みはなく、安全に行えます。
- 通常は外来で行われ、入院の必要はありません。
- 結果は神経疾患の有無や進行度を知る手がかりになります。
- ほかの検査(MRIやCTなど)と組み合わせて使われることが多いです。
脳や神経の病気が疑われる際に行われることがあり、それほど珍しい検査ではありませんが、すべての医療機関で実施されているわけではありません。専門の神経内科や脳神経外科などで行われます。
多発性硬化症(たはつせいこうかしょう)や視神経脊髄炎(ししんけいせきずいえん)、末梢神経障害(まっしょうしんけいしょうがい)などの神経疾患が疑われる方に行われます。また、視覚や聴覚の異常がある方、脊髄損傷(せきずいそんしょう)の評価にも使われます。