Preparing for troponin
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
トロポニンは心臓の筋肉に含まれるたんぱく質の一種です。心臓にダメージがあると、血液中にこのたんぱく質が増えるため、トロポニン検査は心臓発作(心筋梗塞)の診断に欠かせない血液検査です。この検査は緊急時に迅速に行われ、結果は数時間以内にわかります。
重要な事実
- トロポニン検査は、心臓の筋肉が傷つくと血液中に漏れ出すたんぱく質を測定します。
- 検査結果は「陽性」または「陰性」で出ますが、数値の高さが心臓のダメージの程度を表すわけではなく、医師が総合的に判断します。
- この検査は、緊急外来で胸の痛みや息苦しさを訴える方に対してまず行われる検査のひとつです。
日本では年間約10万人以上が心筋梗塞を発症しており、トロポニン検査はその診断に広く使われています。多くの病院で24時間いつでも検査できる体制が整っています。
主に40歳以上の男女に多いですが、若い方でも糖尿病や高血圧、喫煙などのリスクがある場合は検査が必要になることがあります。また、狭心症や心不全の経過観察でも使われることがあります。