Sweat chloride test
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
汗の塩化物濃度検査(スウェットクロライドテスト)は、のう胞性線維症(CF)という病気の診断に使われる検査です。皮膚に少量の汗をかかせ、その汗に含まれる塩分(塩化物)の濃度を測ります。赤ちゃんから大人まで行える、簡単で痛みのほとんどない検査です。
重要な事実
- 検査は小さなパッチを腕や背中に貼り、弱い電流で汗を出させるだけなので、痛みはほとんどありません。
- 特別な準備(絶食など)は必要なく、日常生活の中で受けられます。
- 結果は、汗の中の塩分濃度が高い場合、のう胞性線維症の可能性を示します。ただし、確定診断には追加の遺伝子検査などが必要になることもあります。
この検査は、のう胞性線維症が疑われる人に対してのみ行われるため、一般の方にはあまりなじみがありません。しかし、専門の医療機関では、診断のために日常的に行われている検査です。
主に、のう胞性線維症の症状(例:成長の遅れ、しつこい咳、脂肪の多い便)が見られる乳幼児や小児に行われます。成人で同様の症状がある場合にも行われることがあります。家族にのう胞性線維症の方がいる場合も、検査がすすめられることがあります。