Tissue transglutaminase test
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
組織トランスグルタミナーゼ(tTG)検査は、血液中の抗体(免疫のタンパク質)を調べる検査です。この検査は、セリアック病という自己免疫疾患の診断を助けるために行われます。セリアック病は、小麦などに含まれるグルテンという成分に対して体が過剰に反応し、小腸に炎症を起こす病気です。tTG検査は、この病気の可能性を調べるための最初のステップです。
重要な事実
- tTG検査は、セリアック病を疑う人に対して行われる血液検査です。
- この検査だけで確定診断はできません。陽性の場合は、小腸の内視鏡検査(カメラで見る検査)が必要になることがあります。
- 検査結果を正しく解釈するために、検査前は通常の食事(グルテンを含む)を続けることが推奨されます。
セリアック病の診断のために、比較的よく行われる検査です。日本ではセリアック病の有病率は低いですが、海外では一般的な検査です。
この検査は、セリアック病を疑う症状がある人(慢性的な下痢、腹痛、体重減少など)や、家族にセリアック病の人がいる場合などに行われます。また、他の自己免疫疾患(1型糖尿病など)を持つ人にも検査が勧められることがあります。