Tuberculosis skin test
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
結核皮膚テスト(ツベルクリン反応検査)は、結核菌に感染したことがあるかどうかを調べるための簡単な検査です。腕の内側に少量の薬液(ツベルクリン)を注射し、その部分の皮膚の反応を2~3日後に確認します。この検査は、結核の感染の有無を調べるためのものであり、結核そのものを診断するものではありません。
重要な事実
- 結核は、結核菌という細菌が肺などに感染して起こる病気です。
- 多くの人は感染しても発症せず(潜伏感染)、症状がありません。
- 皮膚テストが陽性でも、必ずしも結核を発症しているわけではありません。
- 日本では、BCGワクチンを接種しているため、皮膚テストが陽性になりやすいことがあります。
日本では結核の新規患者数は減少していますが、まだ毎年約1万5千人が発症しています。皮膚テストは、特に結核に感染するリスクが高い人(結核患者と接触した人や、医療従事者など)に対して行われることが多いです。
皮膚テストは、結核に感染しているかどうかを調べたいすべての人に行われます。特に、結核患者と濃厚接触した人、海外の結核が多い地域から来た人、医療従事者、免疫力が低下している人などが対象となります。