Coronary angioplasty overview
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
冠動脈形成術(かんどうみゃくけいせいじゅつ)とは、心臓に血液を送る冠動脈が狭くなったり詰まったりしたときに、先端に風船のついた細い管(カテーテル)を血管内に通し、風船を膨らませて血管を広げる治療法です。多くの場合、金属の網(ステント)を留置して血管が再び狭くなるのを防ぎます。
重要な事実
- この治療は、手首や足の付け根の血管からカテーテルを入れて行うため、体への負担が少ない低侵襲治療です。
- 狭心症や心筋梗塞の治療として広く行われており、多くの場合、症状の改善や生命予後の向上に役立ちます。
- 治療後は、生活習慣の改善と処方された薬の継続が重要で、再発予防につながります。
冠動脈形成術は、日本では年間約20万件以上行われている、ごく一般的な治療法です(厚生労働省の統計に基づきます)。
主に冠動脈疾患(心臓の血管が狭くなる病気)と診断された方に行われます。特に、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙などのリスク因子がある中高年の方に多く行われます。