ERCP overview
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)は、口から内視鏡という細い管を入れ、胆管や膵管(消化液の通り道)を調べたり治療したりする検査方法です。内視鏡の先端のカメラで胆管や膵管の状態を見ながら、必要に応じて石を取り除いたり、狭くなった部分を広げたりします。麻酔をして行うため、痛みはほとんどありません。
重要な事実
- ERCPは、胆管や膵管の病気の診断と治療の両方に使われる手技です。
- 多くの場合、静脈麻酔(眠くなる薬)を使って行うため、検査中の痛みはほとんど感じません。
- ERCPでは、石を取り除いたり、ステント(管を広げる細い筒)を入れたりする治療も同時に行えます。
ERCPは、胆石や胆管の炎症、すい臓の病気の診断・治療として、日本では年間約20万件行われている、比較的一般的な検査・治療法です。
主に胆石症、胆管炎、膵炎、胆管がんや膵臓がんが疑われる方など、胆管や膵管に問題がある方に行われます。特に40歳以上や肥満、胆石の既往がある方に多く行われます。