Preparing for instrumental birth
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
器械分娩(きかいはんべん)とは、赤ちゃんが産道を通る際に、医師が鉗子(かんし)や吸引器といった医療器具を使って、お母さんと赤ちゃんの安全を守りながら出産を助ける方法です。陣痛が長引いたり、赤ちゃんに少し苦しさの兆候が見られるときなどに行われます。
重要な事実
- 器械分娩は、自然分娩と帝王切開の中間的な方法で、多くの場合、お母さんの体力を温存しながら安全にお産を進めるために行われます。
- 使われる器具には主に鉗子と吸引器の2種類があり、どちらを使うかは赤ちゃんの位置やお母さんの状態によって医師が判断します。
- 多くの場合、麻酔(硬膜外麻酔など)を使用して痛みを和らげた状態で行われます。
日本では、全分娩の数%程度で器械分娩が行われています。初めてのお産や、赤ちゃんが大きい場合にやや多いとされています。
主に分娩の第2期(子宮口が全開大してから赤ちゃんが生まれるまでの期間)が長引いたり、お母さんが疲れ果ててしまった場合、または赤ちゃんの心拍に異常がみられる場合などに行われます。初めて出産される方に多く見られます。