Blood pressure screening
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
血圧測定(けつあつそくてい)とは、血管の中を流れる血液の圧力を調べる検査です。上の血圧(収縮期血圧)と下の血圧(拡張期血圧)の数値で、血管の健康状態を評価します。
重要な事実
- 血圧が高い状態(高血圧)は自覚症状が少なく、長期間放置すると心臓病や脳卒中のリスクが高まります。
- 定期的な血圧測定は、早期発見と予防のために重要です。
- 家庭用の血圧計でも簡単に測定でき、日本では40歳以上の健康診断で血圧測定が推奨されています(厚生労働省)。
はい、高血圧は日本国内で約4300万人いるとされ、非常に一般的な健康問題です。血圧測定はその発見と管理に役立ちます。
すべての年齢層に影響しますが、特に40歳以上、肥満の方、塩分の多い食事をとる方、運動不足の方、家族に高血圧の人がいる方に多く見られます。
症状
- 突然の激しい頭痛
- 胸の痛みや圧迫感
- 息苦しさ
- 視力の急な低下やかすみ
- 言葉が話しにくい、片側の手足が動かしにくい
- 意識がもうろうとしている
- ⚠普段よりはるかに高い血圧(例:180/120 mmHg以上)を家庭で測定した場合
- ⚠めまいや頭痛が続く場合
- ⚠吐き気や嘔吐を伴う場合
一般的な症状
- ほとんどの場合、高血圧に自覚症状はありません。
- まれに頭痛、めまい、肩こり、耳鳴りを感じることがあります。
子供の症状
- 子どもの高血圧も自覚症状がほとんどありません。
高齢者の症状
- 高齢者では、立ちくらみやふらつきを感じることがあります。
- 高血圧が原因で記憶力の低下や意欲の低下がみられることもあります。
原因
主な原因
- 遺伝的要因
- 食塩のとりすぎ
- 運動不足
- 過度の飲酒
- ストレス
リスク要因
- 年齢(加齢とともに血圧は上がりやすい)
- 家族に高血圧の人がいる
- 糖尿病や脂質異常症(こうしついじょうしょう)などの持病がある
- 睡眠時無呼吸症候群
- 腎臓の病気
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 家庭で測定した血圧が常に高い(上の血圧が140以上、または下の血圧が90以上)
- 医師から指示された目標値に達しない
- 血圧測定後にめまいやふらつきが強い
定期受診を予約すべき場合:
- 健康診断の結果で血圧が高いと指摘された場合
- 40歳以上の方は年に1回の健康診断で血圧測定を受けることが推奨されています
- 高血圧と診断された方は、医師の指示に従い定期的に通院する
診断
診断は主に診察室での血圧測定と家庭血圧測定の結果をもとに行われます。一度の測定で高血圧と診断されることは少なく、複数回の測定で確認します。
行われる可能性のある検査
- 診察室での血圧測定(医師や看護師が測定)
- 家庭血圧測定(自分で測り、記録する)
- 24時間自由行動下血圧測定(特別な機械を装着して一日の血圧を記録)
- 血液検査(腎機能や電解質を調べる)
- 心電図(心臓の状態を調べる)
診察で予想されること
医師から血圧測定の方法や記録の仕方を説明されます。数日から数週間、朝晩の血圧を測り、その記録をもとに診断されます。必要に応じて追加の検査が行われることもあります。
治療
高血圧の治療は、生活習慣の改善から始まります。それでも血圧が下がらない場合や、すでに臓器に影響が出ている場合は薬物療法が検討されます。
自宅でのセルフケア
- 減塩(1日6g未満を目標に)
- 適正体重の維持
- 週に150分以上の有酸素運動(ウォーキングなど)
- ストレスをためない工夫
医療治療
薬物療法では、複数の種類の降圧薬(こうあつやく)が使われます。どの薬を使うかは、年齢や合併症、生活スタイルに合わせて医師が個別に選択します。必ず医師の指示に従い、自己判断で中止しないでください。
手術が検討される場合
通常の高血圧に手術は必要ありません。ただし、まれに副腎腫瘍(ふくじんしゅよう)などが原因の二次性高血圧では、手術が検討されることがあります。
この病気と共に生きる
高血圧は長く付き合うことが多いですが、適切な管理で健康な日常生活を送ることができます。毎日の血圧測定を習慣にし、記録して医師と共有しましょう。
生活習慣のアドバイス
- 朝晩決まった時間に血圧を測る
- 食事は野菜を多く、塩分を控えめに
- 適度な運動を習慣にする(無理のない範囲で)
- 十分な睡眠をとる
- ストレスを感じたらリラックスする時間を作る
食事と運動
野菜や果物、魚を積極的にとり、加工食品やスナック菓子は控えめに。運動はウォーキングや水中ウォーキングなど、関節に負担の少ないものがおすすめです。始める前に医師に相談してください。
精神的健康と心の健康
高血圧の管理にストレスは大きな影響を与えます。気分が落ち込んだり不安が強い場合は、医師やカウンセラーに相談しましょう。リラックス法(深呼吸、ヨガ、趣味)も有効です。
予防
完全に予防することはできませんが、健康的な生活習慣を続けることで高血圧になるリスクを大きく減らせます。
検診プログラム
日本では40歳以上の健康診断(特定健診、とくていけんしん)で必ず血圧測定が行われます。市町村の健診や職場の健診も活用しましょう。家庭用血圧計を購入し、定期的に測ることも早期発見に役立ちます。
合併症
治療しない場合
- 脳卒中(脳梗塞や脳出血)
- 心筋梗塞や狭心症
- 心不全(心臓のポンプ機能が低下)
- 腎臓病(腎不全)
- 眼底出血による視力低下
- 動脈硬化(血管が硬くなり、全身に悪影響)
長期的な見通し
高血圧は適切に治療・管理すれば、合併症のリスクを大幅に下げることができます。血圧のコントロールが良好な人は、そうでない人と比べて心臓病や脳卒中のリスクが半分以下になります。治療を続けながら、元気で長生きできる可能性は十分にあります。
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健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
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最終更新: 2026年7月19日
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