急にインフルエンザのような症状が出たとき(突然のインフルエンザ)
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
「突然のインフルエンザ」は、急に高熱や体のだるさ、筋肉痛など、インフルエンザに似た症状が現れることを指します。正式な病名というより、症状の現れ方を表した言葉です。原因はインフルエンザウイルスだけではなく、風邪のウイルスや細菌の場合もあります。
重要な事実
- 「突然のインフルエンザ」は、正式な病名ではなく、急な発熱や全身の症状が現れた状態を指します。
- 原因はインフルエンザウイルスだけでなく、他のウイルスや細菌のこともあります。
- 多くの人は1〜2週間で回復しますが、高齢者や小さな子どもは重症化に注意が必要です。
はい、よくあることです。特に冬の流行期には、突然の高熱や体の痛みを訴えて医療機関を受診する人が増えます。
大人にも子どもにも起こります。流行期には、子どもや高齢者、持病がある方、免疫力が落ちている方に多く見られます。
症状
- 呼吸が苦しく、息ができない
- 顔色が青白い、または土色
- 呼びかけに反応しない、意識がもうろうとしている
- けいれんが止まらない
- 胸の強い痛みや圧迫感がある
- ⚠高熱が続いている
- ⚠水分がほとんど取れない
- ⚠尿の量が少ない(脱水の心配)
- ⚠せきが強く、夜も眠れない
- ⚠症状が一度良くなったのに、再び悪化した
一般的な症状
- 突然の高熱
- 悪寒(ふるえ)
- 筋肉痛や関節痛
- のどの痛み
- 強いだるさ
子供の症状
- 40度近い高熱
- 熱性けいれん
- 嘔吐や下痢
- ぐったりして元気がない
- 機嫌が悪く、泣き続ける
高齢者の症状
- 熱がそれほど高くならないこともある
- 意識がぼんやりする
- 元気がなく、反応が遅い
- 食欲が落ちる
- せきや息切れが長引く
原因
主な原因
- インフルエンザウイルス
- 風邪のウイルス
- 新型コロナウイルス
- 細菌による扁桃炎や咽頭炎
リスク要因
- 季節の変わり目や流行期
- 疲労や睡眠不足
- 免疫力の低下
- 高齢や乳幼児
- 喘息、心臓病、糖尿病などの持病がある
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 高熱が続き、水分が取れない
- 呼吸が苦しそう
- 意識がぼんやりする
- 症状が急に悪化した
定期受診を予約すべき場合:
- 発熱やせきが2〜3日続いている
- のどの痛みが強く、食事がとりにくい
- 家族や職場で同じ症状の人が増えている
診断
医師が、症状の経過を聞き、のどや胸の状態を確認したうえで、必要に応じて検査を行い診断します。
行われる可能性のある検査
- インフルエンザ迅速検査(鼻の奥の粘膜をこすって調べる)
- 新型コロナウイルス検査
- 血液検査
- 胸部エックス線検査
診察で予想されること
検査は数分で終わることが多いです。すぐに結果が出る検査もあれば、数日かかる検査もあります。診断がはっきりしなくても、症状に合わせた治療と休養のアドバイスを受けることができます。
治療
治療の中心は、からだをしっかり休めること、水分を十分にとること、症状をやわらげることです。
自宅でのセルフケア
- 十分な睡眠と休養をとる
- こまめに水分を補給する
- 室内を加湿し、のどや鼻の粘膜を乾燥から守る
- せきやくしゃみをするときは口を覆い、周りの人にうつさないようにする
- 無理に仕事や家事を続けない
医療治療
医師は必要に応じて、解熱剤やせき止めなどを処方します。インフルエンザと診断された場合は、抗ウイルス薬を使うこともあります。ただし、自己判断で市販薬と処方薬を併用したり、処方された薬を家族や友人と分け合ったりしないでください。
手術が検討される場合
この病気に対して手術は行われません。
この病気と共に生きる
症状が続く間は、仕事や学校を休んで療養することが大切です。回復後も、しばらくは無理をせず、体の様子を見ながら普段の生活に戻りましょう。
生活習慣のアドバイス
- 手洗いをこまめにする
- バランスのよい食事を心がける
- 流行期は人混みを避ける
- 部屋の換気をする
- 十分な睡眠をとる
食事と運動
回復期は、おかゆやうどんなど消化のよい食事を少しずつとりましょう。運動は症状がおさまってから始めるのが安全です。無理な運動は回復を遅らせます。
精神的健康と心の健康
急な体調不良が続くと、不安や気分の落ち込みを感じることがあります。つらいときは一人で抱え込まず、家族や友人、医師に相談しましょう。もし自分を傷つけたいという気持ちが続く場合は、すぐに信頼できる人や地域の精神保健福祉センターに連絡してください。
予防
完全に防ぐことは難しいですが、手洗いや換気、人混みを避けることなどで、かかるリスクを大きく減らせます。
ワクチン
インフルエンザワクチンは、感染した場合の重症化を防ぐ効果が期待できます。厚生労働省も、高齢者や持病のある方は特に接種を検討するようすすめています。かかりつけ医に接種時期を相談しましょう。
検診プログラム
特別な検診はありませんが、流行期に症状が出たときは早めに医療機関を受診することが、重症化の予防につながります。
合併症
治療しない場合
- 気管支炎
- 中耳炎(子どもに多い)
- 副鼻腔炎
- 持病(喘息や心臓病など)の悪化
長期的な見通し
多くの場合、1〜2週間で回復します。高齢者や持病のある方は重症化のリスクがありますが、早めに受診して適切な治療と休養をとれば、回復は十分に見込めます。
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健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月31日
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