Full blood count
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
全血球計算(ぜんけっきゅうけいさん)は、血液の中にある赤血球、白血球、血小板の数や形を調べる検査です。この検査で、貧血や感染症、血液の病気などの兆候を見つけることができます。
重要な事実
- 全血球計算は、健康診断や病気の診断に使われる基本的な血液検査です。
- 採血(さいけつ)という腕から少し血液をとるだけで、結果が数時間から1日でわかります。
- 異常な結果が出ても、すぐに治療が必要とは限らず、繰り返し検査することもあります。
全血球計算は非常に一般的な検査で、日本では年間数百万人が受けています。
年齢や性別を問わず、あらゆる人が受ける可能性があります。特に、貧血が疑われる女性や感染症が多い子ども、持病がある高齢者によく行われます。
症状
- 突然の激しい頭痛や胸の痛み
- 大量の出血が止まらない
- 高熱(40度以上)で意識がもうろうとする
- ⚠長く続く原因不明の高熱
- ⚠皮膚に原因不明の赤い点や大きなあざが現れる
- ⚠極度の息切れで横になれない
一般的な症状
- 疲れやすさやだるさ
- 顔色が悪い
- 息切れや動悸
- 原因不明の発熱
- あざができやすい、出血が止まりにくい
子供の症状
- 成長が遅い
- 活気がない
- 風邪を引きやすい
高齢者の症状
- めまいや立ちくらみ
- 食欲不振
- 感染症が治りにくい
原因
主な原因
- 貧血(鉄分不足など)
- 感染症(細菌やウイルス)
- 血液のがん(白血病など)
- 自己免疫疾患(体が自分を攻撃する病気)
- 薬の影響や栄養不足
リスク要因
- 鉄分やビタミンが不足した食事
- 慢性の病気(腎臓病や関節リウマチなど)
- がん治療(抗がん剤や放射線)
- 遺伝的な血液の病気の家族歴
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 上記の緊急症状がある場合は、すぐに119番に電話してください。
定期受診を予約すべき場合:
- 健康診断の結果で異常を指摘されたとき
- 疲労や息切れが数週間続くとき
- 発熱やあざが頻繁に出るとき
診断
医師が腕の静脈から少量の血液を採取し、自動分析装置で赤血球、白血球、血小板の数や形を測定します。
行われる可能性のある検査
- 全血球計算(CBC)
- 血液塗抹標本(けつえきとまつひょうほん:血液を顕微鏡で詳しく見る検査)
- 追加の血液検査(鉄分やビタミンの量、炎症の程度など)
診察で予想されること
採血は数分で終わります。腕に軽い痛みや内出血が出ることがありますが、すぐに治ります。結果は通常、数時間から1日でわかります。医師が結果を説明し、必要なら追加の検査や治療方針を話し合います。
治療
全血球計算の結果に基づいて、原因となる病気に合わせた治療を行います。貧血なら鉄剤や食事指導、感染症なら抗菌薬、血液のがんには専門的な治療が必要です。
自宅でのセルフケア
- バランスの良い食事を心がける(鉄分、ビタミンB12、葉酸を多く含む食品)
- 十分な睡眠と休息をとる
- 感染予防のために手洗いを徹底する
医療治療
医師は原因に応じて治療法を提案します。たとえば、貧血には鉄やビタミンの補充、感染症には抗生物質や抗ウイルス薬、自己免疫疾患には免疫を調整する薬、血液のがんには化学療法や分子標的薬などが使われます。治療の種類や期間は一人ひとり異なるため、医師とよく相談してください。
手術が検討される場合
通常、全血球計算の異常だけで手術が必要になることはありません。ただし、根本となる病気(例:脾臓の病気)が手術で治療できる場合があります。
この病気と共に生きる
全血球計算の結果が異常でも、多くの人は日常生活を普通に送れます。定期的な検査と医師の指示に従うことで、健康を管理できます。
生活習慣のアドバイス
- 医師の指示に従って定期的に血液検査を受ける
- 体調の変化(疲れやすさ、発熱、出血など)を日記につけると良い
- 感染症を避けるため、人混みを避けたりワクチン接種を検討する(医師と相談)
食事と運動
貧血がある場合は、鉄分を多く含む食品(レバー、ほうれん草、大豆製品など)とビタミンC(果物)を一緒にとると吸収が良くなります。適度な運動は血行を良くしますが、極度の貧血や出血傾向がある場合は医師に相談してください。
精神的健康と心の健康
血液検査の結果が気になり、不安やストレスを感じることがあります。信頼できる医師や家族に話すこと、必要ならカウンセリングを受けることも助けになります。
予防
全血球計算の異常そのものを予防するのは困難ですが、健康的な生活習慣(バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠)で多くの原因を防げます。
ワクチン
感染症による異常を減らすために、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなどが推奨されることがあります。医師と相談してください。
検診プログラム
年に一度の健康診断で全血球計算を含む血液検査を受けることが推奨されます。特に、貧血のリスクが高い女性や高齢者は定期的な検査が役立ちます。
合併症
治療しない場合
- 重度の貧血が続くと、心臓に負担がかかり心不全のリスクが高まる
- 感染症が重症化して敗血症(はいけつしょう)になる可能性
- 血液のがんが進行すると治療が難しくなる
長期的な見通し
全血球計算の異常の多くは、適切な治療や生活習慣の見直しで改善します。早期発見が大切で、医師と協力して原因を特定すれば、ほとんどの場合、健康な生活を取り戻せます。希望を持って治療に取り組みましょう。
サポートを探す
地域の団体
- 厚生労働省 健康情報サイト · 日本
- 日本赤十字社 血液検査情報 · 日本
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必ず医師に確認してください
健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月16日
教育上の注記: この情報は教育目的のみであり、診断ではありません。
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