しびれのCT検査:受ける前に知っておきたいポイント
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
CT検査は、体の断面を輪切りにしたような画像を撮る検査です。しびれの原因が脳や背骨にあるかを調べるためによく使われます。検査は痛みがなく、横になったまま数分で終わります。
重要な事実
- CT検査は放射線を使って体の中を詳しく映します
- 造影剤を使う場合は、事前の食事制限や注射の説明があります
- CT検査だけが原因を調べる方法ではなく、医師の判断で他の検査と組み合わせます
しびれを感じる人は多く、CT検査も病院でよく行われる検査のひとつです。突然のしびれや、顔・手足の麻痺があるときに特に検討されます。
しびれは年齢を問わず起こります。高血圧や糖尿病のある方、長時間のデスクワークや運転をする方に多く見られます。
症状
- 顔の片側が下がっている(口元・まぶた)
- 片方の手足に力が入らない
- 言葉がうまく話せない・相手の言葉を理解できない
- 今までにない激しい頭痛とともにしびれがある
- 胸の痛みや息苦しさを伴うしびれ
- ⚠しびれが全身に広がってきた
- ⚠しびれとともに尿や便が出しにくい
- ⚠転んだりぶつけたりした後にしびれが出た
- ⚠数日続くしびれで、生活に支障がある
一般的な症状
- 手足がピリピリ・チクチクする
- 触っている感覚が鈍くなる
- しびれが続き、動かしにくい
- 左右どちらかにだけしびれがある
子供の症状
- 子どもはしびれをうまく伝えられず、不機嫌や歩き方の変化で気づくこともあります
- 遊んでいた際に転んだあとにしびれを訴えるときは注意が必要です
高齢者の症状
- 高齢者では、しびれによるバランスの悪さで転倒しやすくなります
- 片側だけのしびれや麻痺は緊急性が高いかもしれません
原因
主な原因
- 脳梗塞や脳出血などの血管の病気
- 首や腰の骨の変形による神経の圧迫
- 糖尿病や甲状腺の病気
- 手根管症候群などの末梢神経の病気
- ストレスや過呼吸による一時的なしびれ
リスク要因
- 高血圧・糖尿病・脂質異常症
- 長時間のスマホやパソコン作業
- 水分不足・運動不足
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- しびれが突然起こり、顔や手足の麻痺を伴う
- しびれの悪化が速く、1時間以内に手や足があげにくくなった
定期受診を予約すべき場合:
- しびれが1週間以上続いている
- しびれが段々強くなっている
- 健康診断で高血圧や血糖値の異常を指摘されている
診断
医師はあなたの症状の聞き取りと、手足の感覚や動きを確認する診察を行います。その後、必要に応じてCT検査やMRI検査をすすめます。
行われる可能性のある検査
- CT検査(コンピューター断層撮影)
- MRI検査(磁気を使って詳細に映す検査)
- 血液検査(糖尿病や炎症の有無を調べます)
- 神経伝導検査(神経の通り道を調べます)
診察で予想されること
CT検査では、動きやすい服装で来院し、金属製品を外します。撮影台の上に仰向けになり、数分間息を止めることもあります。造影剤を使う場合は、血管から注射をします。検査後は通常、すぐに日常生活に戻れます。突然のしびれに加えて、顔の片側が動かない、言葉が出ないなどの症状がある場合は、ためらわずに119番へ連絡してください。
治療
しびれの治療は原因によります。CT検査の結果をもとに、医師が薬の選択やリハビリの計画を立てます。ご自身の判断で薬を中断せず、医師の指示に従いましょう。
自宅でのセルフケア
- 毎日適度に手足を動かし、血行を促す
- 長時間同じ姿勢を避け、休憩をとる
- 入浴は熱すぎないお湯で、体を温めすぎない
- 十分な睡眠と水分補給を心がける
医療治療
原因に応じて、血流をよくする薬、神経の痛みを和らげる薬、筋肉の緊張をほぐす薬などが検討されます。どの薬を使うかは医師が診察と検査結果から決めます。理学療法や作業療法も組み合わせて行われます。
手術が検討される場合
脊髄や神経が骨などに強く圧迫されて重症の場合は、外科手術が検討されることがあります。手術が必要かどうかは、脳神経外科や整形外科の医師が詳しく検査して判断します。
この病気と共に生きる
しびれがあるあいだは、足元を確認しながら歩く、熱いものを持つときは片手でなく両手で持つなど、日常生活の工夫で事故を予防できます。
生活習慣のアドバイス
- 禁煙を目指す
- アルコールは控えめにする
- 定期的に血圧と血糖をチェックする
- 睡眠の質を高める規則正しい生活
食事と運動
食べすぎ飲みすぎを避け、野菜・魚・大豆製品を中心にしたバランスのよい食事をとりましょう。運動は、痛みやしびれが強いときは控え、落ち着いてから医師と相談しながら始めます。
精神的健康と心の健康
しびれが続くと、夜眠れない、不安になる、気持ちが沈むことがあります。それも大切な症状です。周囲の家族や友人に話し、医療者にも伝えてください。
予防
しびれ自体を完全に防ぐことは難しいですが、原因となる生活習慣病を管理することで、脳血管障害のリスクを大きく減らせます。
ワクチン
感染症にかかると脳卒中のリスクが上がることがあります。インフルエンザなどの予防接種は、医師と相談して受けることを検討しましょう。
検診プログラム
厚生労働省も、年に一度の健康診査と、健診結果に基づいた保健指導をすすめています。血圧・血糖・脂質のチェックを続けましょう。
合併症
治療しない場合
- 脳梗塞や脳出血などが原因の場合、治療が遅れると後遺症が残る可能性があります
- しびれで感覚が鈍いため、やけどやケガに気づかないことがあります
- 長く続くしびれで、手足の筋肉が落ちることがあります
長期的な見通し
CT検査でしびれの原因が早く見つかれば、適切な治療を始められます。原因によっては、しびれの改善に時間がかかることもありますが、多くの方は治療で症状が軽くなります。あきらめずに医療者と一緒に進めていきましょう。
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必ず医師に確認してください
健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月31日
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