Q Fever
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
Q熱(キュー熱)は、感染症の一種で、主に家畜(牛や羊など)からうつる細菌(コクシエラ・バーネッティ)が原因で起こります。多くの人は軽い風邪のような症状で治りますが、まれに長く続いたり重症化することがあります。人から人にうつることはほとんどありません。
重要な事実
- 世界中に存在する感染症で、日本でも発生が報告されています。
- 家畜やそのふん尿に触れることでうつることが多いです。
- 多くの場合、自然に治るか抗生物質で治療できます。
- 慢性化すると心臓の弁などに問題を起こすことがありますが、適切な治療で改善できます。
日本ではあまり多くない病気ですが、畜産関係者や獣医師など、動物とよく触れる人ではやや注意が必要です。厚生労働省の感染症サーベイランスでも報告数は多くありません。
主に農場や牧場で働く人、獣医師、屠畜場(とちくじょう)の従事者など、感染した家畜やそのふん尿に触れる機会の多い人がかかりやすいです。観光で牧場を訪れた人でも感染することがあります。