Fibroids living in pregnancy
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)とは、子宮の筋肉にできる良性の腫瘍(できもの)のことです。良性ということは、がんではないということです。妊娠中に子宮筋腫があると、お腹の中で赤ちゃんと一緒に筋腫も大きくなることがあります。多くの場合、特別な問題は起こりませんが、時には痛みや出血の原因になることもあります。
重要な事実
- 子宮筋腫は非常に多く、妊娠中の女性の約5~10%にみられます。
- ほとんどの子宮筋腫は妊娠中に症状を引き起こしません。
- 筋腫の位置や大きさによって、妊娠や出産に影響を与えることがあります。
はい、子宮筋腫は妊娠可能な年齢の女性によくみられるもので、妊娠中に見つかることもあります。多くの場合、特別な心配はいりません。
子宮筋腫は主に30~40代の女性に多くみられますが、妊娠中のどの年齢でも見つかることがあります。
症状
- 激しい腹痛や出血が止まらない
- めまいや立ちくらみで立っていられない
- 突然の強いおなかの痛みで動けない
- ⚠持続する腹痛や腰の痛み
- ⚠普段と違う出血やおりものの変化
- ⚠発熱や悪寒がある
一般的な症状
- おなかの張りや軽い痛み
- 出血(特に妊娠初期)
- 頻尿(トイレが近い)
原因
主な原因
- 子宮筋腫ができる正確な原因はまだよくわかっていません。
- 女性ホルモン(エストロゲン)の影響で筋腫が大きくなると考えられています。
- 妊娠中はホルモンの変化によって筋腫が大きくなることがあります。
リスク要因
- 年齢が高いほどリスクが上がります。
- 家族に子宮筋腫の人がいる場合、リスクが高まります。
- 黒人の女性はリスクが高いとされています(人種による差があります)。
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 上記の緊急症状(激しい腹痛、大量出血など)がある場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
- 妊娠中の異常出血や強い痛みは、医師に伝えてください。
定期受診を予約すべき場合:
- 妊娠中の定期健診で、筋腫の大きさや位置を確認してもらいましょう。
- 症状がなくても、医師の指示に従って経過をみることが大切です。
診断
子宮筋腫は、妊娠中の超音波(エコー)検査で見つかることがほとんどです。
行われる可能性のある検査
- 超音波(エコー)検査
- 場合によってはMRI検査が行われることもありますが、妊娠中は可能な限り避けられます。
診察で予想されること
検査はおなかの上から行うため、痛みはなく安全です。医師が筋腫の大きさ、位置、数を確認し、妊娠への影響を評価します。
治療
妊娠中の子宮筋腫の治療は、症状の管理と妊娠・出産に影響がないようにすることが中心です。通常は経過観察を行います。
自宅でのセルフケア
- 安静にして、無理をしないようにしましょう。
- 痛みがある場合は、温める(お風呂や湯たんぽ)ことが役立つことがあります。
- 水分を十分にとり、便秘を防ぎましょう。
医療治療
症状が強い場合、医師の指導のもとで痛みを和らげる薬(アセトアミノフェンなど)が処方されることがあります。ただし、妊娠中に使える薬は限られているため、自己判断では市販薬を飲まないでください。
手術が検討される場合
妊娠中に筋腫を取り除く手術は、特別な事情(筋腫が原因で激しい痛みが続く、赤ちゃんの発育に影響があるなど)がない限り行われません。手術はたいてい出産後に行います。
この病気と共に生きる
子宮筋腫があっても、日常生活を大きく変える必要はありません。症状が出たときは休むことが大切です。
生活習慣のアドバイス
- 無理な運動や重いものを持たないようにしましょう。
- ストレスをためず、リラックスする時間を作りましょう。
- 規則正しい生活を心がけましょう。
食事と運動
バランスの良い食事を心がけ、鉄分を多く含む食品(ほうれん草、レバーなど)を食べると貧血予防になります。軽い散歩などの運動は、医師の許可があれば行っても大丈夫です。
精神的健康と心の健康
妊娠中に筋腫が見つかると、不安になる方も多いです。しかし、多くの女性が無事に出産しています。不安な気持ちは医師や助産師に話しましょう。
予防
子宮筋腫を完全に予防する方法はわかっていません。しかし、健康的な体重を維持し、適度な運動をすることは、リスクを減らすのに役立つかもしれません。
合併症
治療しない場合
- まれに、筋腫が大きくなりすぎて痛みや出血が強くなることがあります。
- 早産や流産のリスクがわずかに上がる場合があります。
- 胎盤の位置に影響して、出産時に出血が多くなることがあります。
長期的な見通し
ほとんどの場合、子宮筋腫があっても妊娠・出産は可能です。適切な管理と定期健診で、多くの女性が健康な赤ちゃんを出産しています。心配なことは医師に相談しましょう。
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健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月22日
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