Gout prevention living patient overview
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
痛風(つうふう)は、関節の中に尿酸(にょうさん)という物質の結晶がたまって、急に強い痛みや腫れを起こす病気です。関節リウマチとは違う、別の病気です。
重要な事実
- 尿酸値が高い状態が続くと、関節に結晶ができやすくなります。
- 特に足の親指の付け根に発作が起こりやすいです。
- 生活習慣の改善と治療で、発作を予防できます。
痛風は日本でもよく見られる病気で、特に40代以上の男性に多いと言われています。
主に中年以降の男性、閉経後の女性に多く発症します。肥満や飲酒、遺伝的な要因も関係します。
症状
- 関節の激しい痛みとともに38度以上の高熱がある
- 関節をまったく動かせない、または激しい痛みで動かせない
- 腫れや赤みが急に広がり、悪寒(おかん)がある
- ⚠強い痛みが2〜3日以上続く
- ⚠痛みが治まった後も関節が腫れている
- ⚠発作が何度も繰り返す
一般的な症状
- 関節が突然、激しく痛む(特に足の親指の付け根)
- 関節が赤く腫れて熱を持つ
- 痛みは数時間から数日続くことがある
子供の症状
- 小児ではまれですが、遺伝的な尿酸代謝異常がある場合に起こることがあります。症状は大人と似ています。
高齢者の症状
- 高齢者では典型的な症状が出にくく、全身のだるさや発熱だけのこともあります。関節以外の場所に痛みが出ることもあります。
原因
主な原因
- 血液中の尿酸濃度が高くなること(高尿酸血症)
- 尿酸の結晶が関節内にできる
リスク要因
- 肉や魚介類、内臓などのプリン体を多く含む食品の食べ過ぎ
- アルコール(特にビール)の飲み過ぎ
- 肥満や急激な体重増加
- 利尿薬などの一部の薬(医師と相談が必要)
- 家族に痛風の人がいる
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 急に強い関節痛が起こり、熱や悪寒もある
- 関節が腫れて赤くなり、痛みで眠れない
定期受診を予約すべき場合:
- 足の親指など関節が痛むことが何度かある
- 健康診断で尿酸値が高いと言われた
診断
医師が症状や経過を聞き、血液検査で尿酸値を調べたり、関節液を採取して結晶の有無を確認します。
行われる可能性のある検査
- 血液検査(尿酸値、炎症反応など)
- 関節液検査(関節にたまった液体を針で採取し、尿酸結晶を調べる)
- 必要に応じて、エックス線や超音波検査
診察で予想されること
診察では、いつから痛みが出たか、どこが痛むか、これまでの病気や服用中の薬について詳しく聞かれます。関節液を取る検査は少し痛みがありますが、原因を確かめるための重要な検査です。
治療
痛風の治療は、発作が起きたときの痛みを抑えることと、将来の発作を予防して尿酸値を下げることの2つが柱です。
自宅でのセルフケア
- 発作時は関節を冷やし、安静にし、高く上げる
- 水分をしっかりとる(1日2リットル以上が目安)
- 痛みがある間はアルコールを避ける
医療治療
医師は、炎症を抑える薬や尿酸を下げる薬を処方することがあります。尿酸を下げる薬は発作が落ち着いてから始めるのが一般的です。自分で薬の種類や量を決めず、医師の指示に従いましょう。
手術が検討される場合
痛風の結節(とうふうけっせつ:大きな塊)ができて、関節の動きを邪魔したり、感染を繰り返す場合には、外科的に取り除くことがあります。
この病気と共に生きる
痛風は生活習慣と深く関係する病気です。日頃の食事や運動、水分補給を心がけることで、発作を起こりにくくできます。
生活習慣のアドバイス
- 適正体重を維持する(急激なダイエットは逆効果)
- アルコールは控えめに(特にビールは注意)
- 果糖の多い清涼飲料水は避ける
- ストレスをためない
食事と運動
プリン体の多い食品(レバー、干物、貝類など)を控え、野菜や乳製品を積極的に取りましょう。水分をしっかり飲み、無理のない範囲で運動を続けると、尿酸値の改善に役立ちます。
精神的健康と心の健康
繰り返す痛みは気持ちを落ち込ませることがあります。無理せず休むこと、周りの人に相談することが大切です。
予防
はい、生活習慣の改善と必要に応じた薬の服用で、痛風の発作を予防できます。特に尿酸値を正常に保つことが重要です。
ワクチン
痛風を予防するワクチンはありません。
検診プログラム
健康診断などで尿酸値を測定することが、予防の第一歩になります。家族に痛風の人がいる場合や、肥満傾向の人は、早めに検査を受けましょう。
合併症
治療しない場合
- 発作を繰り返し、関節が変形する
- 腎臓に結石(じんけっせき)ができる
- 腎臓の働きが低下する
長期的な見通し
痛風は適切な治療と生活管理により、ほとんどの人が発作なく日常生活を送れるようになります。治療を続ければ、関節や腎臓の障害も防げるので、希望を持って取り組みましょう。
サポートを探す
地域の団体
- 厚生労働省 ↗ · 日本
- 日本痛風・尿酸核酸学会 ↗ · 日本
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必ず医師に確認してください
健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月26日
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