Otitis externa patient overview
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
外耳炎(がいじかん)は、耳の穴から鼓膜までの外耳道という部分に炎症や感染が起こる病気です。別名「スイマーズイヤー」とも呼ばれ、水泳などで耳に水が入った後に起きやすいです。
重要な事実
- 外耳炎はとてもよくある病気です。
- 夏場やスイミングシーズンに増えます。
- 適切な処置をすれば、多くの場合数日で改善します。
はい、外耳炎はとてもよくある病気で、特に子どもや若い成人に多く見られます。
年齢を問わず誰でもかかる可能性がありますが、水泳をする人、イヤホンをよく使う人、湿疹がある人に多いです。
症状
- 強い痛みや高熱が出る
- 耳周辺が大きく腫れて顔左右で非対称になる
- 口を開けづらい、首を動かせない
- ⚠症状が2~3日たっても改善しない
- ⚠耳から大量の膿や血が出る
- ⚠痛みが強く市販の痛み止めが効かない
一般的な症状
- 耳の痛み(耳たぶを引っ張ると悪化することが多い)
- 耳の中のかゆみ
- 耳から出る透明~黄色い分泌物(においがあることも)
- 耳が詰まった感じや聞こえにくさ
- 耳の赤みや腫れ
子供の症状
- 耳を触ったり引っ張ったりする
- 機嫌が悪い、泣く
- 眠れない
高齢者の症状
- 痛みが強くないこともある
- めまいやバランスの問題
- 聞こえにくさの訴え
原因
主な原因
- 細菌やカビ(真菌)による感染
- 耳の中に長く水がたまっている
- 耳掃除やイヤホンなどで外耳道を傷つける
リスク要因
- 頻繁に水泳や入浴をする
- 湿度の高い環境
- アトピー性皮膚炎や湿疹がある
- 補聴器やイヤホンの長時間使用
- 耳の中を綿棒などで強く掃除する
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 痛みが強く、眠れない
- 耳の周囲や首まで腫れている
- 高熱(38.5℃以上)がある
- 耳から血や悪臭のある分泌物が出る
定期受診を予約すべき場合:
- 軽い痛みやかゆみが続く
- 耳が聞こえにくい
- 自分で処置しても改善しない
診断
医師が耳の穴の中を専用の器具(耳鏡)で見て診断します。
行われる可能性のある検査
- 耳鏡検査:外耳道の状態を直接確認
- 分泌物がある場合は培養検査:原因となる細菌やカビを調べる
診察で予想されること
診察は数分で終わります。痛みがあれば医師に伝えてください。必要に応じて分泌物をきれいに拭き取ることもあります。
治療
外耳炎の治療は、炎症や感染を抑え、耳の中を清潔に保つことが基本です。多くの場合点耳薬(耳にさす薬)で改善します。
自宅でのセルフケア
- 耳に水が入らないようにシャワー時に耳栓や綿球を使う
- 耳を触らない、綿棒などで掃除しない
- 温かいタオルで耳の周りを温めて痛みを和らげる
- 市販の痛み止めは医師または薬剤師に相談して使う
医療治療
医師が症状に合わせて抗菌や抗真菌作用のある点耳薬を処方します。炎症が強い場合には抗炎症作用のある薬を併用することもあります。重症の場合は経口の薬(飲み薬)が使われることもありますが、医師の指示に従ってください。
手術が検討される場合
膿がたまって溜まっている場合や感染が広がった場合に、医師が小さな切開をすることがあります。手術が必要になることはまれです。
この病気と共に生きる
治療中は耳を乾かした状態に保つことが大切です。水泳や入浴時には耳栓を使い、洗髪時には耳に水が入らないように注意しましょう。
生活習慣のアドバイス
- イヤホンや補聴器は症状が落ち着くまで使用を控える
- 耳掃除はしない(耳垢は自然に出てくる)
- プールやお風呂の後は、顔を傾けて耳の水を取り除く
食事と運動
食事や運動に特別な制限はありません。痛みが強いときは無理をせず安静にしてください。
精神的健康と心の健康
耳の痛みや聞こえにくさでイライラしたり不安になることがありますが、適切な治療でよくなります。心配なことは遠慮なく医師に相談しましょう。
予防
はい、予防できます。耳を乾いた状態に保ち、異物を入れないことが重要です。
合併症
治療しない場合
- 慢性化して長引く外耳炎
- 感染が周囲の組織に広がる(耳の軟骨膜炎など)
- まれに頭蓋骨の奥まで感染が及ぶ(悪性外耳炎:免疫力が弱い人に多い)
長期的な見通し
外耳炎はほとんどの場合、適切な治療で1~2週間以内に回復します。重症化することはまれで、しっかり治療すれば後遺症はほとんどありません。
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健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月19日
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