学齢期の子どもの吐き気(はきけ)について
国際的な診療ガイドラインに基づく
概要
吐き気とは、気持ちが悪くなって吐きそうになる感覚のことです。子どもに多い症状で、多くの場合、心配いりませんが、ときには病気のサインであることもあります。
重要な事実
- 吐き気は多くの原因があります。
- 多くの場合、食べ物やウイルスによる胃腸の不調が原因です。
- 水分補給と休息が大切です。
はい、とてもよくある症状です。学齢期の子どもで吐き気を経験する割合は高いです。
小学生から中学生までの子どもにみられます。特に学校や旅行先で起こりやすいです。
症状
- 急に強いおなかの痛みがある
- 吐いたものに血が混じっている
- 首が硬くて頭を前に曲げられない
- 意識がおかしい、呼びかけに反応しない
- けいれんがある
- 水分をまったく受けつけず、尿が出ない(おしっこが6時間以上出ない)
- ⚠吐き気やおう吐が24時間以上続いている
- ⚠高熱がある
- ⚠強い頭痛がある
- ⚠おなかの痛みが強くなってきた
- ⚠飲んでもすぐ吐いてしまう
一般的な症状
- おう吐(吐くこと)
- おなかの痛み
- 食欲がない
子供の症状
- ぐったりする
- 食べられない
- 水分がとれない
- 顔色が悪い
高齢者の症状
- この記事は子どもに関する情報です。
原因
主な原因
- ウイルスや細菌による胃腸の炎症(いわゆる「おなかの風邪」)
- 食べすぎや飲みすぎ
- 乗り物酔い
- ストレスや不安
- 便秘(便が出ないこと)
リスク要因
- 集団生活で感染症にかかりやすい
- 学校の行事やテストなどでのストレス
- 偏った食生活
- 睡眠不足
受診の目安
緊急で受診すべき場合:
- 上の緊急の症状がある場合は、すぐに119番で救急車を呼んでください。
- かかりつけの小児科に午前中に連絡してください。
定期受診を予約すべき場合:
- 吐き気が続いて食事や水分がとれない
- 発熱や下痢を伴う
- 繰り返し吐き気がある
診断
医師がお子さんの様子を診て、おなかを触診(触って調べること)し、いつからどんな症状が出ているのかを聞きます。
行われる可能性のある検査
- 必要に応じて尿検査
- 血液検査
- おなかの超音波(エコー)検査
診察で予想されること
診察は短く、痛みを伴う検査はほとんどありません。お子さんがリラックスできるように、そばで一緒に待つようにしましょう。
治療
吐き気の治療は、原因によって異なります。多くの場合は、自宅での水分補給と安静でよくなります。
自宅でのセルフケア
- 少量の水分をこまめにとる(冷たい水より、常温の水や経口補水液)
- 吐いた後は、しばらく食事を控えて胃を休める
- 吐き気がおさまったら、消化のよい食べ物(おかゆやうどんなど)から始める
- 室内を涼しくして、横になって休む
医療治療
医師が必要と判断した場合は、吐き気を抑える薬(制吐剤)が処方されることがあります。薬は医師の指示に従って使用してください。市販薬を自己判断で使わないでください。
手術が検討される場合
まれに、虫垂炎(もうちょうえん)などの手術が必要な病気が隠れていることがあります。
この病気と共に生きる
吐き気が続くときは、無理をせず家で休むことが大切です。学校や部活は、お子さんの状態に応じて医師に相談してください。
生活習慣のアドバイス
- 十分な睡眠をとる
- 食事のあとにすぐ走ったり遊んだりしない
- 乗り物に乗る前は食べすぎない
- 朝ごはんをきちんと食べる
食事と運動
日常的にバランスのよい食事を心がけ、水分をしっかりとりましょう。運動は症状が出ていないときに、無理のない範囲で行うとよいです。
精神的健康と心の健康
吐き気は不安やストレスで悪化することがあります。お子さんの気持ちに寄り添い、学校のことや友達のことなど、話を聞く時間をもちましょう。
予防
すべての吐き気を防ぐことはできませんが、感染症や食中毒の予防で減らせます。
ワクチン
予防接種で防げる吐き気の原因もあります。かかりつけ医に相談してください。
検診プログラム
学校の健康診断や、気になる症状があるときは早めに医療機関を受診しましょう。
合併症
治療しない場合
- 脱水(体の水分が足りなくなること)
- 電解質(でんかいしつ)のバランスが崩れる
- 体重減少
長期的な見通し
多くの吐き気は数日でよくなります。原因に合わせた適切なケアで、お子さんは元気になります。ふだんと違う様子があれば、早めに相談してください。
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必ず医師に確認してください
健康ガイドラインは国や地域によって異なります。この記事の情報は国際的な臨床ガイドラインに基づいていますが、お住まいの国の具体的なガイドライン、薬、または診療慣行を反映していない場合があります。健康上の懸念は常にご自身の医師または医療提供者と相談し、利用可能な場合は地域の国家ガイドラインを参照してください。
重要なお知らせ この情報は教育目的にのみ提供されています。専門的な医療アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の状況については、常に資格を持つ医療専門家にご相談ください。医療上の緊急事態が発生した場合は、直ちに最寄りの救急医療サービスに連絡してください。
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情報源とガイダンス
この記事は教育目的で、利用可能な場合は認知された健康情報および臨床ガイダンスの情報源を参照して作成されています。具体的な情報源リンクはトピックによって異なる場合があります。
最終更新: 2026年7月31日
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